活性炭性能と比べても遜色ないデオモイスト登場
天日乾燥させた腐植質土壌から生成される脱臭ろ材です。
デオモイストは、活性炭にあるような賦活工程を必要とせず、またバインダも環境に配慮したものを使用していますので、CO2削減を考慮した脱臭ろ材となっています。
弊社の活性炭脱臭装置「デオキーパー」シリーズにも使用できます。
脱臭装置はこちら→デオキーパー
腐植質土壌特性

組 織 | 無機物 | シリカ、アルミナ、鉄酸化物 |
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有機物 | フミン酸、フルボ酸 他 | |
比表面積 | 10~1000 m2/g | |
機 能 | 吸着作用、重金属捕捉作用 |
デオモイスト特徴

形 状 | 円柱ペレット | 乾燥減量 | 10%以下 |
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かさ比重 | 0.8~0.86 g/ml | 粒 径 | 4/8メッシュ相当 |
pH | 6~8 | 硬 度 | 95%以上 |
荷 姿 | |||
15kg(紙袋入り)・300kg(フレコンバッグ詰め) |
さまざな臭気に対応、強力脱臭します
- ・ 微細な粒子構造を持っているため比表面積が大きく、多孔質性による吸着性能を備えます。
- ・ 腐植酸による重金属捕捉作用といった 化学反応の特徴も持っていますので、物理吸着と化学吸着の異なる 反応機構を兼ね備えた脱臭ろ材です。
- ・ 酸性、アルカリ性、中性物質を同時に除去できますので、幅広い用途に使用できます。
⾧期に渡る性能維持が期待できます
- ・ 安定したペーハー(pH)であることから、様々な環境条件に適応できるため、安定した効果を期待できます。
- ・ 特に腐敗臭物質に対しては活性炭の1.5~2倍の⾧寿命です。(ガス成分濃度による)
高温度臭気・高湿度臭気にも対応可能
- ・ 粒子が軽く、通気性が保たれるため、高湿度な排ガスに対しても、効果が期待できます。
- ・ 無機物は高温に安定で、有機物の耐性温度も160℃程度であれば分解することがないので、高温度域の排ガスに対しても効果が期待できます。
- ・ 硬度95%以上と非常に硬いため、積層した際でも崩れにくく、⾧期に渡る使用でも、通気圧力抵抗の変動幅が少なく(安定)なりますので、設備保護に繋がります。
デオモイスト解析資料
【平衡吸着量】
臭気物質 | 平衡吸着量 |
---|---|
硫化水素 | 60 % |
メチルメルカプタン | 35 % |
硫化ジメチル | 3.8 % |
アンモニア | 11 % |
※各物質 5ppm 時の結果です
【除去効率】
臭気物質 | 原臭濃度 | 出口濃度 | 除去効率 |
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酢酸エチル | 1.4 ppm | ND | 99.9 % |
トルエン | 400 ppm | 40 ppm | 90 % |
アセトアルデヒド | 120 ppm | 12 ppm | 90 % |
※デオモイスト 50mm 厚積層、流速 0.1m/sec 時の結果です
使用範囲例
空気清浄 | ●倉庫 ●駐車場 ●建設現場 ●ペットショップ ●下水処理場 ●屎尿処理場 ●ごみ処理場 |
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排気処理 | ●製造工場全般 ※事前に脱臭デモンストレーションも実施できますのでご相談ください。 |
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