2025.03.31
タバコのニオイ対策におすすめの脱臭機|選び方のコツまで徹底解説

ニオイの問題として必ず取り上げられるものとして「タバコのニオイ」があります。
タバコのニオイは喫煙者にはわかりにくいもので、人によっては「電子タバコに変えたからニオイはしないはず」と考えている人もいるようですが、非喫煙者にとってはどちらも変わりません。
よって、分煙がしっかりおこなわれているオフィス内でも「喫煙所から漏れてくるニオイが気になる」「社用車で誰かがタバコを吸っていてニオイがキツイ」という意見が上がってくることも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、タバコのニオイに効果のある脱臭機を厳選して紹介します。
「社内でのタバコのニオイが気になっている」「クレームが多いので対処を考えている」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
■ 目次
タバコ臭に効果がある脱臭機とは?

ひと口に脱臭機といっても、それぞれ脱臭のメカニズムや得意とする臭気には違いがあります。
そこでまず、本項目ではタバコ臭に効果があるとされている脱臭機がどういったものかを解説します。
まずは数種類ある「タバコに効果的な脱臭機」の種類やメカニズム、メリット・デメリットを理解していきましょう。
①イオンを使用した脱臭機
まず最初に紹介するのが「イオン」を使用した脱臭機です。
「イオン」と聞けばまず皆さんがイメージするのは「マイナスイオン」や「銀イオン」かと思いますが、それらのイオンがどんな臭気にどのような効果を発揮するかまではわからない方が多いのではないでしょうか。
本項目では、イオンを使用した脱臭機がどのようにタバコのニオイを脱臭するのかを解説します。
イオンを使用した脱臭機の脱臭メカニズム
イオンを使用した脱臭機のメカニズムは、簡単に言えば「イオンを発生させて部屋中に拡散することで、臭気にイオンを付着させて化学反応を起こすことで分解する」という仕組みです。
よく脱臭と聞くと周りから空気を吸い込み、フィルターで臭気を吸着する方式を想像する方がいますが、現在タバコのニオイに高い効果を発揮するとされている脱臭機はこの方式が主流と言われています。
特にイオンは人体に優しいことや、タバコのニオイだけでなく空気中の菌・ウイルスに付着して強力な酸化によって除菌するという効果もあるため、環境を選ばずに使用できるということからも注目されています。
イオンを使用した脱臭機のメリット
イオンを使用した脱臭機には、前述したものも含め複数のメリットがあります。
イオンを使用した脱臭機のメリット
- 人体に優しいので、人がいる空間でも安心してしようできる
- タバコのニオイだけでなく、空気中の菌やウイルスの除菌にも効果がある
- コンパクトなものも多く、喫煙所内や車内などのピンポイントな場所で使用しやすい
- 1日中つけておいても安心
- 消費電力も低いものが多いのでコストもかからない
- 広範囲の消臭にも力を発揮する
特筆すべきは「人体に影響がない点」です。
イオンを使用した脱臭機との比較でよく紹介されるのがオゾン発生器ですが、こちらも強力な脱臭・除菌効果を持っているものの、有人の空間では使えません(オゾン濃度が高くなると人体に影響を及ぼすため)
そこに配慮されているイオンの脱臭機は、オフィス内でも安心して使用できるので人気が高いとされているのです。
また、イオンを使った脱臭機は発生させたイオンをファンで広範囲にとばすという構造になっているので、広範囲の脱臭にも使えるという点もメリットだと言えるでしょう。
イオンを使用した脱臭機のデメリット
反対に、イオンを使用した脱臭機のデメリットは以下の通りです。
イオンを使用した脱臭機のデメリット
- 大型施設では、脱臭したい箇所に複数設置する必要がある
- 除菌の効果が発揮されるまで時間がかかる(常につけておくことが必要)
イオンを使用した脱臭機は広範囲にイオンをとばして脱臭をおこなうものですが、強力な業務用の脱臭機に比べると効果範囲が狭いので複数台を用意する必要があります。
※大会議室やエントランスに1台の使用が望ましい
また、除菌の効果がしっかりと発揮されるまでには数時間かかってしまうので、基本的には常につけたままにしておくことが効果的だとされています。
消費電力が低いといっても常につけっぱなしでいると電気代もかさんでしまうということには留意しておきましょう。
②オゾンを使用した脱臭機
続いて、先ほどの項目でも少しだけ触れた「オゾンを使用した脱臭機(オゾン発生器)」を紹介します。
「オゾンは高濃度だと人体に影響がある」と記載したものの、正しい使い方を守ってさえいれば安全に高い脱臭・除菌効果を発揮できる脱臭機のため、こちらもメカニズムやメリット・デメリットを確認しておきましょう。
オゾンを使用した脱臭機の脱臭メカニズム
オゾン発生器にはいくつか種類があり、オゾンを発生させる仕組みには「無声放電法」や「紫外線法」「電解法」などいくつかの種類がありますが、脱臭のメカニズムはどれも同じです。
オゾン発生器の脱臭のメカニズムはイオンと同じく「オゾンを発生させ、空気中の臭気と結びつけて酸化させることで除菌・脱臭をおこなう」という仕組みです。
オゾンと聞くと「危険なもの」と考える人がいますが、オゾンは自然界にも存在する気体であり、臭気と結びついて原子を1つ失うと酸素に変化する(O3→O2)ので、しっかりオゾン発生器の使用方法を守っていれば危険もありません。
オゾンを使用した脱臭機のメリット
オゾンを使用した脱臭機(オゾン発生器)を使用するメリットは以下の通りです。
オゾン発生器を使用するメリット
- タバコなどの生活臭の脱臭に高い効果を発揮する
- コロナウイルスやインフルエンザウイルスの除菌にも高い効果を発揮する
- 壁や天井に染みついたニオイも消臭する
- 害虫が生活範囲に残すニオイも脱臭するため、害虫が住みづらい空間を作ることも可能
特にオゾン発生器で評価されているのは「高い除菌効果」です。
その除菌力はアルコールの約7倍と言われており、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスだけでなく、食中毒の原因になるノロウイルスや黄色ブドウ球菌にも高い除菌効果を発揮するとされています。
医療業界や介護業界でも使用されていると聞けば、その効果の高さがわかるのではないでしょうか。
昨今はオフィス内で感染症対策がされているかを気にする方も増えているので、ニオイ対策とあわせて感染症対策もおこないたい方にはオゾン発生器がおすすめです。
オゾンを使用した脱臭機のデメリット
続いて、オゾン発生器を使用するデメリットを解説します。
オゾン発生器を使用するデメリット
- オゾン濃度が高まると人体に有害
- 低濃度では除菌・脱臭が十分におこなえないので扱いが難しい
オゾン発生器のデメリットとして必ず挙げられるのが「人体への影響」です。
前述のとおりオゾンは自然界にも存在しており、低濃度であれば人体に影響を与えることはありません。
しかし、オゾン濃度が高い空間に誤って人が入ってしまった場合、頭痛やめまい、咳などを発症する可能性があります。
なのでオゾン発生器を使用する際は「有人の空間で使用しない」「除菌・脱臭が終われば、数時間あけてから室内に入りただちに換気をおこなう必要がある」などの細かなルールを守る必要があるので、扱いが難しいと言われているのです。
なので「特定のオゾン発生器の使い方を熟知した人しか使用しない」という環境を作りにくい場合(誰でも使用する可能性があり、ルールの徹底が難しい場合)はオゾン発生器ではなくイオンを使用した脱臭機をしようすることをおすすめします。
③活性炭フィルター
最後に紹介するのが、活性炭フィルターです。
活性炭は冷蔵庫内のニオイとりなどにも広く使われているので、効果を想像しやすい人も多いのではないでしょうか。
本項目では、改めて活性炭の脱臭のメカニズムやメリット・デメリットについて解説します。
活性炭フィルターの脱臭メカニズム
活性炭フィルターの脱臭メカニズムは簡単で、活性炭の表面には無数の細かい穴(細孔)があいており、ここを通ろうとした臭気を吸着することで脱臭するという仕組みです。
なので、活性炭フィルターを空調や換気設備に取り付けて使用するのが一般的な使用方法です。
ニオイの原因そのものに作用するわけではないものの、タバコのニオイなどの一時的なものに対してであれば初期であればあるほど効果を発揮すると言えるでしょう。
活性炭フィルターのメリット
活性炭フィルターのメリットは以下の通りです。
活性炭フィルターのメリット
- タバコのニオイや外気などに効果的
- 既存の空調設備に組み込むだけなので低コストで運用が可能
活性炭フィルターの最大のメリットは「コストがかかりにくい」ことです。
脱臭機は機械ごと購入する必要があるのでどうしても高価になりがちですが、活性炭フィルターであれば既存の換気口や空調設備にあとからフィルターをつけるだけなので、かかるコストはかなり低くなると言えます。
活性炭フィルターのデメリット
続いて、活性炭フィルターのデメリットは以下の通りです。
活性炭フィルターのデメリット
- 交換の頻度が高いため手間がかかる
- 長く使用していると、せっかく吸着したニオイを再度放出することがある
- 常にランニングコストがかかる
- 効果がある臭気や物質が少なく、除菌効果もない
活性炭フィルターはあくまで脱臭機そのものではなくフィルターなので、定期的な交換が必要です。
またフィルターの交換には常にランニングコストもかかるため、初期費用は抑えられるかもしれませんがランニングコストは常にかかり続けることになります。
除菌効果もないので、喫煙所をピンポイントでニオイ対策するのであればメリットは十分かもしれませんが、この記事に辿りついた方が求めている脱臭効果は得られないかもしれません。
タバコ臭に効果がある脱臭機を選ぶコツ

ここまでは「タバコのニオイに効果を発揮する脱臭機」を幅広く紹介しましたが、ここからはそれらの知識を踏まえた上で「タバコ臭に効果がある脱臭機を選ぶコツ」を解説します。
脱臭機を求める理由は人によって様々なので、オーバースペックなものを選んで余計なコストを払ってしまったり、コスト削減を意識しすぎて使いづらい・望んでいた脱臭効果が得られないものを選んでしまわないよう、選ぶコツを覚えましょう。
使用する範囲に適した脱臭機を選ぶ
脱臭機を選ぶ際に最も大切な基準は「使用する範囲をカバーできるか」です。
たとえばオフィスの大会議室やエントランスなどの範囲であれば脱臭機1台でも対応が可能な場合が多いですが、それ以上の広さになると1台では対応しきれないことがあります。
また、脱臭機にはイオンやオゾンを使った「放出タイプ」の脱臭機の他に「吸引タイプ」のものもあるので、選ぶ際はそれらの特性をハッキリと理解した上で選ぶようにしましょう。
念のため、吸引タイプと放出タイプがどのような場所に適しているかも解説しておきます。
ピンポイントな脱臭には吸引タイプがおすすめ
吸引タイプの脱臭機は、「ここのニオイが気になる」というピンポイントな場所の脱臭や、かなり狭い空間の消臭に効果を発揮します。
例
- ゴミ箱近くのニオイだけを消臭したい
- シンクから漂ってくるニオイだけに効果を発揮してほしい
ここまで聞くと「社用車の中は狭い空間として吸引タイプを使えるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
たしかに車の中は狭い空間と言えるのですが、ピンポイントというよりは車全体のニオイ(シートに染みついたニオイも含む)が気になることが多いため、1つの空間として捉えて放出タイプを使用した方が良いとされています。
なので、オフィス内や社用車、喫煙所などの「ひとつの空間」を脱臭したいのであれば基本的には次に紹介する「放出タイプ」を選ぶようにしましょう。
広い空間には放出タイプがおすすめ
「空間全体の脱臭がしたい」という方には、放出タイプの脱臭機がおすすめです。
イオン発生器やオゾン発生器などはニオイの原因そのものにも効果を発揮したり、除菌効果もあるので特に人が集まりやすい広い空間には持ってこいの脱臭機だと言えます。
例
・喫煙室において常に脱臭をしていたい(イオン発生機がおすすめ)
・社用車を使わない時間、シートにこびりついたニオイも脱臭したい(オゾン発生器がおすすめ)
タバコなどの生活臭にはイオン発生機・オゾン発生器のどちらも高い効果を発揮しますが、前述の通りオゾン発生器は使い方に少しだけ難があるため、いつでも安全に使用したいのであればイオンを使用した脱臭機の方がおすすめです。
フィルター交換などの手入れがしやすい脱臭機を選ぶ
他の脱臭機を選ぶコツとしては「フィルター交換など、手入れがしやすい脱臭機を選ぶ」ことが挙げられます。
特にオフィスで起こりがちなのが「いずれ誰も手入れをしなくなり、フィルターが汚れたままでも使用し続ける」ことです。
こうなってしまうと、高い脱臭効果を維持することができなくなり、最終的には使用している意味がなくなってしまうということも考えられます。
なので、脱臭機を選ぶ際はできるだけ「自動で手入れをおこなってくれる脱臭機」や「フィルターの寿命が長く、交換頻度が少ない脱臭機」を選ぶようにしましょう。
タバコ臭の脱臭には「イオン脱臭機」がおすすめ
ここまで解説してきた「タバコ臭に効果を発揮する脱臭機の種類」と「脱臭機を選ぶコツ」を総合的に判断すると、タバコ臭の脱臭には「イオンを使った脱臭機」が最も効果的だと言えます。
- 広範囲に使用でき、タバコ臭にも高い効果を発揮する
- オゾン発生器と比べて人体への影響が極めて少ない
- コンパクトでどこでも使用できる
- 手入れも簡単
これまで脱臭機を使用したことがなく、今回初めて使ってみたいという方には特に「イオンを使用した脱臭機」をおすすめします。
タバコ臭に効果的な脱臭機を紹介

それでは最後に、タバコ臭に効果を発揮する「イオンで脱臭をおこなう脱臭機」を4つ紹介します。
効果範囲や特徴についても解説するので、ぜひ使用したい箇所を想像しながら用途にあったものを確認してみてください。
酸素クラスター脱臭装置 Levionシリーズ
※今回紹介するのはすべて「酸素クラスター脱臭装置 Levionシリーズ」です。
シルフィードmini+
シルフィードmini+は、発生させたイオンを広範囲に広げるためのファンの性能が従来のシルフィードminiよりも向上したため、より効果範囲が広がった脱臭機です。
メンテナンスの時期がランプで表示されるので管理もしやすいので、誰でも使用しやすいことがシルフィードmini+の特徴です。
初めて脱臭機を使用する人、一室などの範囲で脱臭機を使用したい人にオススメします。
機器名 | シルフィードmini+ |
定価 | 350,000円(税込365,000円) |
対応範囲 | 約110㎥まで |
シルフィードmini+の詳細はこちら
WK-800
WK-800は、エアコンに近いデザインのためオフィス内でも違和感なく使用できるタイプの脱臭機です。
イオンを生成する量も多く、高い位置からイオンを広範囲に広げる特性があるので、会議室やエントランスだけでなく、オフィスで使用しても十分に脱臭効果を発揮すると言えるでしょう。
また置き方としても使用できるので、どうしても壁面に設置できない場合でも使用することが可能です。
より広範囲の脱臭をおこないたい方にはうってつけの脱臭機です。
機器名 | WK-800 |
定価 | 750,000円(税込825,000円) |
対応範囲 | 約220㎥まで |
WK-800の詳細はこちら
Piccolo
Piccoloは、これまで紹介した脱臭機とは違いごく一部の狭い範囲での使用を前提として開発された超小型の脱臭機です。
本体価格も安価なので風数の導入がしやすく、喫煙室への設置やお客様を通す場所のみに細かく設置するなど、用途にあわせて様々な使い方がしやすい機器になっています。
特に重量はたったの540gなので、持ち運びも楽々な点がpiccoloの特徴と言えるでしょう。
機器名 | Piccolo |
定価 | 200,000円(税込220,000円) |
対応範囲 | 約15㎥まで |
Piccoloの詳細はこちら
RAITEIシリーズ
RAITEIシリーズはこれまで紹介してきた脱臭機とは違い、空調機の二次側ダクトに設置し、給気口から直接イオンを室内に広げることを想定した脱臭機です。
よって対応する範囲も格段にアップしており、商業施設などの大型空間でも使用することが可能です。
マイコンを搭載することによってメンテナンス時期・異常の発生を知らせてくれる機能を追加できるのでメンテナンスもしやすいと言えます。
手軽さよりも本格的にオフィスの脱臭をおこないたいという方におすすめです。
機器名 | RAITEI |
定価 | 型式により変動 |
対応範囲 | 型式により変動 |
RAITEIの詳細はこちら
※型式を必ず確認してください。
脱臭機選びに迷ったら【共生エアテクノ】まで
ここまで脱臭機についての基礎知識や実際の機器を紹介してきましたが、それでも「初めての脱臭機選びは不安……」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、お気軽に共生エアテクノまでお問い合わせください。
弊社は創業以来、消臭・脱臭に一意専心している「クサイに挑むプロフェッショナル集団」です。
最適な機器の提案から臭気の発生原因の特定、脱臭に関する工事まであらゆることに対応しますので、まずはあなたのお悩みをお聞かせください。
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まとめ
今回は、タバコのニオイに効果のある脱臭機の種類や、脱臭機を選ぶ際のコツについて解説しました。
特にタバコのニオイは家庭からオフィスまでどこでも発生するポピュラーなニオイの問題なので、解消したいと考えている人も多いでしょう。
弊社であれば小型の脱臭機の導入から施工が必要な内容まで幅広く対応できるので、今回の記事を読んで少しでも「脱臭機の導入を進めたい」と感じられた方は、ご連絡をお待ちしております。