解剖用・病理用FAシステム
共生エアテクノのホルムアルデヒド解剖用・病理用FAシステムの対策チームは全国対応です
FA濃度0.1ppm以下保証性能・現場対応機能が、ご好評を頂戴しています
また、ホルムアルデヒド対策チーム内には作業環境測定士もおり、作業環境測定のお役にもたてます
まずは、ホルムアルデヒド対策チームの佐藤までお気軽に御相談ください
ホルムアルデヒド(FA)(発がん性あり)第3類から第2類へ特化則が改正されております!!
- ・ FA濃度は0.1ppm以下
- ・ 6ヶ月に1度、作業環境測定が必要
特化則の猶予期間が過ぎても 困った問題が現場からあがっています
- 1. プッシュプル装置や局所排気装置を導入したのに、FA濃度が0.1ppm以下にならない
- 2. 装置導入を勘案しているがメーカーがFA濃度を保証してくれない
- 3. 装置が作業性を無視しているケースが多く、現場の声が反映されない etc.
これらの問題は共生エアテクノにお任せ下さい
大学解剖用FAシステム (ホルムアルデヒド濃度 0.1ppm以下を保証)
解剖実習室向けFAシステム
- 1.【局所排気吸引装置付解剖実習台】にて、解剖中に発生するホルムアルデヒドを吸引します。
-
2.【アルデライド脱臭装置】を設置すれば、吸引されたホルムアルデヒドが吸着・除去されるため、
吸引空気は室内へ戻すことも、室外排気も可能です。 - 3.室内に拡散したホルムアルデヒドは、【酸素クラスター除菌脱臭装置】により生成された酸素クラスターイオンによって分解されます。
局所排気装置付き解剖実習台
ダクト設置型の酸素クラスター除菌脱臭装置【エアブルー】
室内循環型システムで使用するアルデライド脱臭フィルター
室内循環型対策システムの例
解剖実習室向けFAシステム
某関西の大学様では、解剖学実習室のFA対策としてハイブリッドシステムを御採用いただき、このたび納品が完了いたしました。
排気風量の小ささから、既存の空調設備を更新せずに納入できたことが大きな決め手となっています。
後測定となってまいりますが、熊本大学様同様にFA濃度0.1ppm以下になるものと予想しております。
経過は後ほどご紹介してまいります。
解剖学処置室に納入した局所排気装置付解剖台です。先生の要望をお聞きしつくりあげました。
洗浄機能用のノズルが配置されています。写真は噴霧時の様子です。
解剖学実習室には局所排気装置付実習台を32台納入いたしました。排気量は750立米毎時と小さいのが大きな特徴です。
32台並ぶと圧巻です。
室内中にどうしても拡散してしまう低濃度ホルマリンは、酸素クラスターイオンにより分解されます。
局所排気装置付解剖実習台と酸素クラスターとのハイブリッドシステムの完成です。
病理用FAシステム (ホルムアルデヒド濃度 0.1ppm以下を保証)
病理検査室向けFAシステム
- 1.【局所排気吸引装置付き切り出し台】にて、解剖中に発生するホルムアルデヒドを吸引。切り出し台等はオーダーメイドで作成いたします。
-
2.排気に【アルデライド脱臭装置】を設置すれば、吸引されたホルムアルデヒドが吸着されるため、
吸引空気は室内へ戻すことも、室外排気も可能となります。 - 3.作業中に拡散したホルマリンは、【酸素クラスター除菌脱臭装置】により生成された酸素クラスターイオンによって分解されます。
40m3/hr 局所排気付き切り出しテーブル小
λ(ラムダ)式プッシュプルユニット流し台
2,320m3/hr ホルムアルデヒド脱臭装置
室外排気型対策システムの例
納入事例 某大学病院様
元々あった局所排気装置付きの実験テーブル、流し台を撤去し、新たなホルマリン対策装置として切り出しテーブルと流し台を導入いたしました。
切り出しテーブルには吸引部分内部を洗浄できるように、シャワーノズルと排水口が設けられております。
建物の構造上、外部までの排気工事が難しく、室内循環方式での対応をとし、
切り出しテーブルなどから吸引したホルムアルデヒドは吸着材に補足され、新鮮な空気が室内に戻るような仕組みです。
また、全体換気対策として酸素クラスター装置が導入されています。
測定点 | 測定濃度 | 場 所 |
---|---|---|
A測定(1) | 0.02 | 部屋奥 |
A測定(2) | 0.02 | 流し台付近 |
A測定(3) | 0.04 | 切り出し台付近 |
A測定(4) | 0.08 | 撮影台付近 |
A測定(5) | 0.03 | 部屋手前 |
B測定 | 0.03 | 切り出し作業中 |
※測定数値はバイオセンサーによる簡易測定値になります
- A測定とは・・・
-
作業環境を把握する際、室内全体の環境が適しているかを判断するための測定方法です。
A測定点は室内を一定の規定に則りながら等間隔でポイントを決定します。
- B測定とは・・・
-
作業環境を把握する際、対象作業を行う作業者自身の環境が適しているのかを判断するための測定方法です。
B測定点は作業者が最も影響を受けやすい作業場所をポイントとします。
納入事例 某大学病理学講座様
導入した装置は特注品で、使用する先生が設計をおこないました。
切り出しテーブル、流し台、廃液タンクが1つのユニットの中におさまっているのが特徴で、ホルマリンを使用するほとんどの作業がこの装置内で行えます。
既存の排気ラインと新設の排気ラインを併用し、100%外部排気方式を取り入れております。
また、全体のホルマリン対策及びキシレン対策として酸素クラスター装置が導入されております。
測定点 | 測定濃度 | 場 所 |
---|---|---|
A測定(1) | 0.08 | 作業場手前 |
A測定(2) | 0.10 | 作業場中央 |
A測定(3) | 0.09 | 作業場奥 |
B測定 | 0.08 | 廃液作業時 |
※測定数値はバイオセンサーによる簡易測定値になります
納入事例 某企業系列病院
元々あった局所排気装置付き切り出しテーブルを撤去し、新しい局所排気装置付き切り出しテーブルを導入いたしました。
流し台は既存のものを利用しつつ、吸引効率を高めるため排気の増加、エアカーテンの形成を行っております。
エアカーテンを形成するための装置として、流し台手前と奥にプッシュユニットを新設いたしました。
今までホルマリン容器を保管していたラックを撤去し、局所排気付きラックを新規導入いたしました。
開口部分にエアカーテンを形成する装置が取り付けられ、扉がなくても外部へのホルムアルデヒドの拡散を防ぐ事を可能にしております。
ほとんどが既存の排気ラインを利用した外部排気ですが、一部あまり使わないテーブル用として吸着材を使用した循環型吸引装置を使用しております。
また、全体換気対策として酸素クラスター装置が導入されています。
測定点 | 測定濃度 | 場 所 |
---|---|---|
A測定(1) | 0.02 | 部屋奥 |
A測定(2) | 0.04 | 部屋中央 |
A測定(3) | 0.04 | 部屋手前 |
A測定(4) | 0.00 | ラック付近 |
A測定(5) | 0.00 | 流し台付近 |
B測定 | 0.01 | 切り出し作業中 |
※測定数値はバイオセンサーによる簡易測定値になります