工場の臭気コンサルテーション
工場や施設の臭気状況を掌握します
視覚化して現状を把握します。
多くのお客様はニオイの問題を解決するとき、本質を調べないままに対策を始めてしまいます。
これはニオイが目に見えないから起きやすい現象ですが、多くのお客様はそこで失敗してしまいがちです。
排気臭の臭気濃度は?周辺への飛散状況は?苦情が出ないために何処まで脱臭したら良いのか?
臭気コンサルテーションは遠回りでコストが掛る方法に見えますが、脱臭に失敗しないためには
不可欠のステップと思います。
現状のニオイの拡散状況を把握 |
対策後の拡散状況を予想 |
共生エアテクノの臭気対策コンサルテーションは、
お客様の臭気問題を調査から対策まで、きっちりと確実に導くお手伝いをさせていただきます。
こんなお客様に、臭気コンサルテーションをお奨めします。
・脱臭装置を設置しているが、臭気苦情がなくなっていない。
・脱臭対策の方法が分からない。
・排気口の排気臭気をどこまで低減させればいいか分からない。
・工場の排気口が多すぎて、どこから脱臭対策したらよいか分からない。
・排気臭対策を行いたいが、予算や日程の計画を立てたい。
事業所内の臭気調査
- 排気臭はどこから発生しているのか?
- どんな臭気がどのくらいの強さで発生しているのか?
臭気判定士などの有資格者が貴社工場内を廻り、臭気発生箇所を詳細に調査いたします。
全ての発生源を確認させて
いただきます
臭気測定を行い、状況と特性を
把握します
工場内臭気発生源の確認も
実施致します
事業所周辺の調査
- 排気臭は、周辺のどこまで広がっているのか?
- 実際にクレームとなっているのは、どこの発生源なのか?
私たちが、貴社工場の敷地外を廻り、排気臭がどこまで拡散しているのかを調査します。
経験豊富な臭気判定士や有資格者が、臭気を嗅ぎ分け、どの辺まで到達しているかを把握します。
これは拡散シミュレーションソフトだけに頼らず、拡散状況を実際に私たち自身で確認することにより、
より確信へと高めていく作業です。
臭気判定士が周辺を廻り、拡散状況を実際に漂う臭気を確認していきます
周辺調査から臭気拡散状況を
プロットし、視覚化します
敷地境界線の臭気の測定も実施します
OERの算出と、拡散シミュレーション
- どの臭気発生源が、遠くまで飛散しているのか?
- 貴社工場でどのような周辺影響があるのか?
- どの臭気発生源を、どこまで脱臭すれば、悪臭苦情は解決するのか?
工場から排気される臭気を、臭気濃度×排ガス流量で算出される【OER(臭気排出強度)】として数値化します。
工場の外へ影響が強いと思われる臭気排出源を推定するとともに、
大気拡散シミュレーションを用いて視覚化します。
一方で、実際に周辺調査で確認した臭気の状況と合わせて検討し、臭気発生箇所の中で、
対策の必要性が高いものを検討します。
臭気発生箇所ごとの臭気濃度や
基礎データをまとめたOER算出表
臭気の飛散状況をシュミレーションソフトを使用して視覚化します。
GC/MS分析の採取風景です
OER(臭気排出強度)とは
OER(臭気排出強度)とは、ニオイを含んだ総排出空気量を指します。
煙突や排気口から排出される臭気の臭気濃度に排ガス量(m3N/min)を乗じて求められます。
個々の煙突や排気口のOERを算出し、比較をすることで対策をしなければいけない系統、
対策をしなくても問題がない系統を分けることが可能です。
・「排気臭気が強く、周辺に与える影響度の高い排気口と考えていたが、実際は排気風量が少なく、影響度が低い系統だった」
・「排気臭気が弱いため対策検討から除外していたが、OERを算出すると一番周辺に影響を与えている排気系統であった」
などの思い込みを排除し、本当に対策をしなければいけない排気系統を絞り込むことが出来ます。
対策前の臭気拡散状況
脱臭効率70%の装置の
臭気拡散状況
脱臭効率90%の装置の
臭気拡散状況
対策案の検討
- 脱臭方法はどの方法にするか?
- コストパフォーマンスの良い対策案は何か?
- 対策後の臭気の飛散状況はどのようになるのか?
調査結果より、お客様の目的・状況に合わせた対策案をご提案いたします。
デモテストも同時に可能です
- 対策方法が決まりましたら、現場にてデモテスト装置によるデモテストが行えます。
- デモテストは、実機導入前に、脱臭効果や薬剤消費量などを確認することができます。
消臭剤スプレー脱臭装置の
デモテストの様子
活性炭脱臭装置
デモテストの様子
消臭剤スクラバー脱臭装置
デモテストの様子