タイや東南アジアでのご依頼も承ります
日本の工場様で、生産拠点を東南アジアへ移設し、現地法人にて製造や製作を行っているケースも多くなってきていると思います。
東南アジアでは、新しく工場が出来て、新しく働く場が出来て、マーケットは大変活性化していると思いますが、それに伴う環境問題というのは、必ず同時に必要となるものだと弊社は考えております。
日本の工場様が東南アジアに生産拠点を移す最大の理由は、「日本ブランド×アジア価格」ではないかと推察しますが、弊社は環境対策分野に於いて、それを実現可能としました。
例えばタイ王国での日本企業現地法人様にご依頼いただき、環境対策を実施させていただいた事例では、部品製造のほぼ全てをタイ王国にて行いました。
もちろん指導したのは弊社が誇る日本品質による超一流の環境分野における技術です。
そしてそれを弊社が総元締めとなり、日本の技術とタイの労務によって、環境対策装置をお納めする事が出来たのです。
東南アジアではこれから、昔の日本の高度成長期のように、どんどん経済が発展していくでしょう。それに伴い、日本でも公害が発生したように、東南アジアでも環境対策は企業のコンプライアンスとして必ず求められるようになるのは間違いないでしょう。
アジアというフィールドでビジネスを動かしている日本の工場様の環境対策という分野で少しでもお役に立てれば、弊社のミッション「地球環境の未来に貢献する」事にも直結します。
もし何か環境対策をお考えの法人様がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にお声掛けいただければ幸いです。
CO排出量低減・脱臭装置 ”デオドプロOSRシステム”
“インジェクションスクラバー”+”DeOderPro OSR” (デオドプロOSR)
日本国内は無料テスト実施中(東京、大阪、名古屋近郊 ※その他ご相談)
新開発薬剤”DeOderPro OSR”(デオドプロOSR)と、弊社の高接触スクラバー”インジェクションスクラバー”を使用して、金属製品の製造や加工時等に発生する一酸化炭素(CO)成分濃度の大幅な低減を可能にいたしました。
“DeOderPro OSR”(デオドプロOSR)は、臭気の低減を主目的に開発を行ってきた薬剤ではありますが、テストを行った結果、一酸化炭素(CO)成分濃度の大幅な低減(85~95%le)を確認できました。
一酸化炭素(CO)を排気時に低減させる手段として、燃焼装置を用いておられる工場様が多くいらっしゃると思います。そして同時に、燃焼時におけるCO2の発生と、高温で燃焼させる為のランニングコスト(燃料費)も発生しています。
この”デオドプロOSRシステム”は、燃焼装置を不要としますので、CO2の発生はなくなり、燃焼のランニングコストを削減する画期的なシステムであります。
また、臭気も脱臭いたしますので、既存の脱臭装置で取り切れなかった排気臭気を脱臭するバックアップ脱臭装置としても活躍いたします。
高接触スクラバーの”インジェクションスクラバー”は湿式ですので、排水処理は必要となりますが、ランニングコストを大幅に削減出来ます。また”デオドプロOSRシステム”専用の付属排水処理設備もテスト中でございます。
弊社では現在、CO濃度を低減する為の”デオドプロOSRシステム”デモ機によるテストをおこなっており、実際に現場でのCO濃度低減の実績も確認できました。
日本国内では無料テスト(東京、大阪、名古屋近郊 ※その他ご相談ください。)を承っております。
また、タイ王国でも(費用や内容は要相談)テスト装置一式を現地に揃えておりますので、実機を見据えた現場テストが可能です。
ご興味のある工場様はぜひ、下記バナーをクリックして頂き、弊社の松林、吉田までお問い合わせ下さい!
テスト機
タイの展示会に、臭気測定機デオモニのアンドロイドバージョンを展示
弊社共生エアテクノは、東京都中小企業振興公社の海外販路開拓事業について、もうこれで、3期連続6年の支援認定企業として、様々な商品をバックアップいただいております。
具体的なご支援の一つとしては、ターゲットとする国、弊社でいえばもちろんタイなのですが、そこでの展示会への出展をご支援していただけるという、何よりありがたい支援制度もあるのです。
今回も、タイのマニュファクチャリングエキスポがあり、専用ブースや単独ブースは弊社としてはなかったものの、TSME様の共有ブース内にて、カタログや資料の展示をしていただけました。
今の支援認定商品が、臭気監視システムとして多くの納入実績をほこり、このほど、アンドロイドバージョンも発売された、
https://www.201110.gr.jp/sensor/deomoni
デオモニ(deomoni)ですので、それの資料やパンフを展示していただきました。
日本国内、そしてタイの工場にて、本当に多くの引き合いと、そして納入を頂戴しております。
さらには、縦・横への展開が広がっておりまして、本当にヒット商品として理想的なブランドに育ちつつあります。
これらは、メーカーの単独企業努力ではあり得ないもの。ネット用語でいえば、バズるという事、バズらせられたのもお客様や代理店様、仕入れ先、ステークホルダー各位のご支援やご指導、ご協力あってこそ。
本当に感謝ですし、ここから強固なブランドになっていくよう、手を抜かず、全身全霊で、しっかり取り組んで参ります!!
ベトナムでの臭気対策の取り組みが評価され、JICA中部で発表
2017年6月、ベトナムのホーチミンからさらに南にある、バリアブンタウ省における環境対策の一環として臭気対策コンサルテーションを実施してきました。
おそらくベトナムという国においても、臭気の調査や測定を日本の悪臭防止法にそって環境対策の一つとして実施するというのは、はじめての事だったのではないかと、におい刑事はひそかに思って居る次第です。
チームベトナム。臭気判定士2名と、臭気対策コンサルタント2名の合計4名は、わずかな滞在日数の中で、いかに効率よく臭気コンサルを実施できるかが臭気判定士たちの腕の見せ所、鼻の嗅ぎどころです。
検知管を中心とする成分濃度での測定はもちろん、ベトナムでも当然のように実施されているのですが、いわゆる臭気濃度(臭気指数)というのは、少なくともバリアブンタウ省でははじめての取り組みだったようです。
ピンポイントで、時には道路を歩き、時には畑の中を歩き、臭気調査を実施しました。
写真にありますが、弊社では、環境測定用のこの採取道具を、見た通りの「バズーカ」って呼んでます。これを日本から持ち込むというのも、なかなかでしょう?
これらの取組を高く評価いただいたようです!!
臭気サンプル採取
バズーカで周辺の臭気調査
臭気サンプル採取
臭気測定風景
最近の海外納入事例
鋳造は、型に湯を注ぐことで成り立ちます。型を作る際に砂を固めるために接着剤(レジン)が利用されていますが、湯の熱でブスブスと燃え、煙と臭気が出ます。
ラインには局所排気用のフードが設けられてはいましたが、その機能を十分には発揮しておらず、生産増強に向けた新ラインでの同様のシステム採用に懸念ありました。
そこで弊社ではその局所排気用ダクトワークと、排気ガスの臭気対策をまとめて引き受けますと提案し、半年間かけて、現地を何度も訪問し打合せを重ねて、納入させていただきました。
集塵・脱臭装置(2.400㎥/min)
工場内ダクトワーク
排気臭気対策
「Type-H」は、フラッシングにマイクロゲル消臭剤の方法で、低ランニングコストを達成します。
「Type-HⅡ」は、フラッシングにオゾン散水の方法で、高効率で低ランニングコストの脱臭装置です。
「Type-F」は、高温・高湿・粉塵除去が得意なフラッシングスクラバーです。
その他の機種もございますので、お気軽にお問い合わせください。
反応チャンバーとして排気ダクトを使用するため、消臭剤噴霧ユニット・配管・噴霧ノズルのみのコンパクトで軽量な装置のため、設置スペースにも融通が利きます。
コストも、燃焼方式や活性炭吸着方式に比べおよそ1/3~1/10のコストで導入が可能です。
また、無臭で、生分解性が高く、環境中の微生物によって分解されるため、そのまま大気中に放出が可能で、排水処理にかかる余分な費用がかかりません。
→審査結果書はこちら(PDFが開きます。)